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国際ワークショップ:日本と「長い60年代」 -革命的な変化の時代のグローバルビジョン-

日時 2019.3.6(水)13:00~18:00
場所 東北大学 文学研究科棟 511演習室MAP
主催 日本学国際共同大学院
交通
内容
1960年代は、日本・イタリアだけでなく世界中で大きな変化の時代でした。しかし、60年代の出来事は50年代に始まって、70年代に終焉した長いサイクルのなかで起きたことです。 そのため「長い60年代」という観点から、その時代を検証する必要があります。
経済・社会・文化の革命的変化は深く相互的に関連しています。 高度経済成長は、社会・人口構造に大きな変動をもたらしました。その変動は、世界各地の文化や政治にも影響を及ぼしました。このため、ある長期間の検証を行うことに加え、多角的なアプローチ、かつ学際的・世界的な視点で研究に取り組むことが必要です。今回のワークショップでは、以上のようなコンセプトに基づいて、6つの報告とコメントを用意しました。そして、これらの報告をふまえて、幅広い視点から議論を行いたいと思います。ぜひ、ご参加下さい。
 
【報告】
デル ベーネ・マルコ(ローマ大学サピエンツァ東洋学科 准教授)
  「イタリアと日本と「長い60年代」——比較的な視点から 」
安達宏昭(東北大学大学院文学研究科 教授)
  「高度成長期の地域開発政策と社会運動-宮城県を事例にして-」
原山浩介(国立歴史民俗博物館 准教授)
  「国民経済のなかのコメ:政治と市民運動の模索」
佐野正人(東北大学大学院国際文化研究科 准教授)
  「東アジアにおける〈戦後〉の否定—ベトナム戦争、文化大革命、全共闘運動—」
小杉亮子(京都大学大学院文学研究科 日本学術振興会特別研究員PD)
  「東大闘争に見る1960年代学生運動の対立構造:予示と戦略の観点から」
加藤諭(東北大学史料館 准教授)
  「大学紛争と大学改革~大学アーカイブズの記録から~」

【コメント】
クレイグ・クリストファー (東北大学大学院文学研究科 准教授)
 
使用言語:日本語
 
 
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