第3回国際カンファレンスを開催しました
2020.12.18
日本学国際共同大学院では、第3回「国際カンファレンス」を、2020年12月12日・13日に
初のオンラインで開催しました。
転換期にある現代社会の抱える課題を共有するという「日本学」の視点に立って、12日には、
シンポジウム「日本の「長い1960年代」の変化:社会運動と変動」を開催し、この分野の
著名な研究者6名による研究報告がなされました。これには研究者、学生、更には高校の
教員の方も含めて、全国から関心のある方約八十名の参加があり、相互に活発な質疑応答が
なされ、充実した会議となりました。
また、同日の午後と13日には、多数の大学院生が英語で日本学の様々な分野の研究発表を
行いました。特に「日本学国際共同大学院」の基盤となる支倉リーグ参画校の海外の大学院生たちは、
オンラインと時差という問題に対処するために、ビデオによる研究発表を行いました。
このことは、COVID-19の感染が拡大する中での研究・教育の一つの試みとして意義あるものと
思われます。その発表に対しても、多くのコメント・質問が寄せられ、その記録は、後日、
報告者に送る予定です。
なお、13日の午前中には、日本学国際共同大学院のプログラム生による英語でのProgress Reportsが
行われ、2名のプログラム生が「Hasekura Award」を受賞しました。
講演の模様(関西学院大学・高岡教授)