概 要教育目標・理念
日本学国際共同大学院
日本学国際共同大学院は、文学研究科、教育学研究科、法学研究科、経済学研究科、国際文化研究科、環境科学研究科、東北アジア研究センター、高度教養教育・学生支援機構等、本学のオール人文社会科学系部局が協働して新たに設置する、博士前期・後期課程一貫の共同大学院学位プログラムです。この学位プログラムは、「表象」「資本」「共感」という独自の切り口からイメージ、データ、文献を駆使し、海外の連携大学と共に、従来の日本学の枠組みを越えた、学術的かつ多元的で創造性に富んだ新しい日本学のプラットフォーム構築を目指します。そしてその上にコースワークを展開し、現代社会の課題に挑むリーダーを養成します。
教育目標
- 「紛争解決」「持続可能性(サスティナビリティ)」等の現代社会がかかえる喫緊の課題に取り組み、学際的かつ多元的な新しい「日本学」を展開する。
- 現代社会の課題に取り組む基本姿勢となる「共感」、異質なものとの「融和」(integration)に基づき、諸課題の打開策を提案し、「幸福」を実現していく方策を追求する。
- 上記①、②の目的を遂行しながら、グローバルな社会で活躍できる、広い学識をそなえたリーダーの育成を行う。
理 念
日本学国際共同大学院の学生は、自らの専門分野を下記の三学域の中に位置づけ研究を深めると同時に、それと有機的、融合的に結びつきながら広がる他の二学域を積極的に学ぶことによって、新たな「日本学」領域を創造し、現代の課題を視野に入れた独創的な研究を目指します。
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表象の日本学
イメージを中心に美術・芸術及びその歴史、文化史、人類学、考古学といった分野を学ぶ。
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資本の日本学
データを中心に政治学、経済学、経営学、社会学、行動科学、心理学といった分野を学ぶ。
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共感の日本学
言語や文献を中心に言語と言語学、思想・哲学、法学、歴史学、文学及びその歴史、宗教学といった分野を学ぶ。